女将レシピ| ぼたん鍋の花盛を動画で解説 美しく仕上げる猪肉の盛り付け方

ご家族で特別なお祝いの日に。
お客さまを招待しておもてなし。
寒い季節にみんなで食べたいぼたん鍋。
お肉を花盛にするとより食卓が華やかになり、気持ちも盛り上がります。
「わぁ…きれい。」
ぼたん鍋がぐつぐつと煮える前に、お客さまから歓声が上がるのが、猪肉の花盛り登場の瞬間です。
実はこの盛り付け、特別な道具はいりません。
少しのコツと、丁寧な気持ちがあれば、だれでも作れます。
今回は、宿で実際にご提供している花盛りの作り方を動画付きでご紹介します。
ぼたん鍋の「花盛り」とは?

『ぼたん鍋』という名は、猪肉を牡丹(ぼたん)の花のように盛り付けることから来ています。
一枚一枚の猪肉が花びら。中心は花芯。
ただお皿に並べるだけではなく、咲かせるように盛るのが花盛りです。

見た目が美しいので、特別感があり、食べる前から美味しそう!と感じる盛り付けです。
用意するもの 事前準備
- 薄切りの猪肉 一人分 約150g~200g ×人数分
- 大き目の平皿
- 飾り葉(なくても良い)
使っている猪肉はおおみや|猪肉 特選食べ比べ セットです。
ロース・バラ・モモそれぞれの食感の違い、脂の旨味を堪能できる特選セットはおすすめです。
通販では、味噌付きセットも販売されているので、年末年始にご家族が集まる際や特別な日にご家庭でも楽しめますよ。
猪肉1人前150g×人数分を半解凍します。

1枚20~30g前後。
1枚ずつ広げるときれいに半解凍できます。
下に敷くのは、お肉を包装していたラップを使っています。
ロース、バラ、モモと同じ種類をまとめておくと後で並べやすいです。
※猪肉は、完全に解凍しても良いですが、半解凍の状態が扱いやすくオススメ。
ぼたん鍋 花盛りの基本手順
こちらは約4人前の花盛、5.5倍速です。
慣れてくると5分ほどで完成します。
外側、内側、花芯と3部分に分けて、ポイントをお伝えします。
① 外側から円を描くように並べる
花盛、外側を作るコツ
- 間隔を均一にする
- 同じ大きさ、脂と肉のバランスが似たものを並べる
- 外側は大き目のお肉を使う
- 人差し指でふわっと曲げる
- まだ凍っているようなら少し待つ→凍っているとお肉が折れます
- 中心を意識しながら、放射状に並べる
花盛りは、外側から作ると形が整いやすいです。
“ふわり”と花びらのように作りましょう。
②少しずつ内側へ
外周ができたら、内側へ向かって重ねていきます。
外側より小さめのお肉があれば、それを使います。
一枚ずつ、丁寧に。
急ぐと乱れます。
③最後に花芯を作る
最後はバラの部分を使っています。
縦半分に折って、くるくるくる。
中心はしっかりと巻きます。そこに2枚目、3枚目と巻きます。
中心にくるりと巻いた花芯を置き、外側を軽く広げて整えます。
これで完成です。
ぼたん鍋の花盛をきれいに見せるための女将のコツ
- お肉の大きさは、外側と内側でできるだけ揃える
- 赤身と脂のバランスを意識する
- 全体を俯瞰しながら作る→バランスが良くなる
- 焦らない、丁寧に
- 乾燥しないよう、盛り終わったら軽くラップを
「きれいに咲きますように」と思いながら盛れば初心者でも大丈夫。できます。
よくある質問
- 購入したお肉が小さく曲げられません
-

参考画像 お肉が小さいときは、上の写真のように折り曲げずそのまま飾ることもできます。
意外と簡単です。 - もたついてしまい、お肉が解凍されてしまった。
-
それはそれでOK。
ぺちゃっとなりますが、バランスよく盛れていたら見た目はゴージャスです。解凍されたお肉は扱いずらいので、解凍を遅らせるために保冷剤をお皿の下に入れておく、室温を下げておくなどして対処できます。
- 不器用で、自分ではできそうにありません。
-

確かに初めてだと難しく感じると思います。
そんなときは、お肉を二つ折にして並べるだけで、十分華やかに見えます。
飾り葉やお花を置くととてもきれいに仕上がります。使う器も大事です。
- 2人前でお肉が少ないときはどうするの?
-

お肉が少ないときは外側と中心だけで作ります。
花芯をしっかりめに作るときれいに仕上がります。
まとめ|花盛でぼたん鍋をもっと美味しく、特別になる。

猪肉は山の恵みです。
命をいただくからこそ、私たちは美しく整えてお出ししたいと思っています。
鍋は、煮える前がいちばん美しい瞬間。
その一瞬の「わぁ」という声を大切にしたい…
ぼたん鍋の花盛りは、難しい技術ではありません。
だけど、丁寧に盛るだけで食卓がぐっと華やぎます。
おもてなしの日に。
家族の特別な夕食に。
ぜひ動画を見ながら、猪肉を美しく咲かせてください。







