女将レシピ|プレミアム親子丼の作り方|失敗の理由とお店の味ふわとろ仕上げのコツ

  • ぐずぐずの茶わん蒸しみたい
  • 卵が硬くなる

大人も子どもも大好きな親子丼。
だけど自宅で親子丼を作ると、いつも失敗。残念な親子丼になりませんか?
私は親子丼が大好きなのに、作るのは本当に苦手でした。

親子丼の材料はシンプル。
だからこそ火加減ひとつで味が変わる、意外に奥深い一品。

今日は、先日ご紹介した万能割下と、旨みの濃い丹波赤どり、アローカナの卵を使って、おうちでもお店のようなふわとろ親子丼に仕上げるコツを紹介します。

目次

美味しい親子丼の理由は素材の良さ

鶏肉、卵、玉ねぎ、割下、ごはん。
シンプルだからこそ素材の良さが、親子丼の美味しさにつながります。

いろりの森で作るのは、丹波赤どり、アローカナの青い卵、丹波篠山産コシヒカリを使ったプレミアム親子丼です。

旨みが違う 丹波赤どり

丹波赤どりは、ほどよい弾力とコクのある旨みが特徴です。
火を入れても身が締まりすぎず、しっとりと仕上がります。

親子丼のような“さっと煮る料理”には、このような鶏肉がぴったり。噛むほどに旨みが広がりますよ。
丹波赤どりに限りませんが、できれば地鶏を使って鶏肉の美味しさを味わってほしいです。

味が決まる万能割下と出汁

しっかり旨味のある出汁、甘みと醤油のバランスが整った万能割下があれば、味付けに迷いません。
親子丼は、煮る時間が短い分、味付けがとても大切。

醤油に負けないしっかりした出汁の風味が味わえるのが、家庭でもお店の味を出すポイントです。

万能割下と出汁の作り方はこちら

アローカナの幸せを呼ぶ青い卵

わが家のアローカナが産む青い卵で作ります。
他社になりますが通販でも青い卵は販売されています。

甘味のある粒立ち土鍋ごはん

もちろん炊飯器でもよいですが、炊き立て土鍋ごはんで作るとさらに美味しく仕上がります。
水加減は少な目で硬めに炊きます。

親子丼作り、失敗の原因は?

以前作ったぐずぐず親子丼

失敗原因① 火加減が弱すぎる/強すぎる

仕上げの火加減は大事です。
火が弱いと茶わん蒸し、強いと卵焼きに。

失敗原因② 具材の量と割下のバランス

具材と割下のバランスも大事。
具材が多すぎると火が入りにくいので、失敗しやすいです。

紹介する親子丼のレシピは、何度も失敗した経験から出来上がった具材と割下の黄金比バランスです。

失敗原因③ 大きい鍋で何人分も作った

家族全員分を大きい鍋で作ると、仕上げの卵に火がなかなか入りにくく時間がかかって、結局火が入りすぎることが多いです。
面倒かもしれませんが、親子丼専用の浅型の親子鍋(蓋は別売り)を使い、1食ずつ作るのが美味しく仕上がるコツ。

この3つの失敗の原因をクリアして、ぐずぐず親子丼から卒業!
ぜひ今回の作り方を参考にしてください。

親子丼の材料(1人分)

  • 鶏肉(丹波赤どり/地鶏)…70g
  • 出汁で蒸した玉ねぎ…30g、薄切りネギ…20g
  • 卵…2個
  • 万能割下…45g 作り方
  • 出汁…45g 作り方
  • 温かいごはん…200g
  • 仕上げの三つ葉 または ねぎ

下準備

鶏肉を切る

最後にたたいて酒をふります。

鶏肉の皮を取り、2㎝ほどの1口大に切ります。
包丁で軽く叩いて小さじ1の酒をふります。

鶏肉の切り方について

鶏肉をたたくことで、繊維を切り柔らかく、また火が入りやすいようにしているので、そぎ切りにする必要はありません。
柔らかいけど弾力があり、しっかり鶏肉の旨味を味わえる切り方です。

玉ねぎを出汁で煮る

7㎜ほどのくし切りにした玉ねぎを鍋に入れ、出汁をひたひたに入れ煮ます。

蓋をして透明になるまで弱火で約10分。玉ねぎの量によります。写真は小さめの玉ねぎ2玉分。(200g)
玉ねぎの甘みを引き出す時間、このひと手間が親子丼の仕上がりを変えます。

プレミアム親子丼の作り方

いよいよ親子丼を作りましょう。

具材を鍋に並べる

1人前の材料(出汁、割下、鶏肉、玉ねぎ、ネギ)を浅型の親子鍋に入れます。
鶏肉に火が入りやすいよう、中心にネギと玉ねぎ、その周りに鶏肉を並べます。

卵2つは小さめのボウルに割り入れておきましょう。

中火にかけて3分煮る。

蓋をして中火にかけ約3分煮ます。

途中、肉をひっくり返し鶏肉にしっかり火を入れます。
吹きこぼれそうになったら蓋を外します。

卵投入 1回目

卵を6割回し入れたら鍋を軽く振る

卵をしっかり溶きます。
一般的に白身が残るくらいに軽く混ぜるとありますが、白身がどゅるんとするのが私は嫌いなので、20回ほど混ぜています。

外側から6割ほど回しかけ、少し固まり始めたら出汁がこぼれないよう慎重に鍋を軽く振って、蓋をします。
すぐに火を消して、約90秒蒸らす。

鍋を振るのはなぜ?

  • 卵が鍋にくっつくのを防ぐ
  • 火が入りすぎるのを防ぐ
  • 割下と卵が混ざり合いふわとろに

左右に小さく振ったり、円を描くイメージで回しています。
浅型の親子鍋なので、お汁がこぼれやすいです。丁寧に鍋を動かしましょう。

蒸らしている間に、どんぶりにごはんを入れます。
基本はごはん200g

④ 卵投入2回目

残りの卵を回し入れたらまた軽く振って周りに火が入りすぎないようにします。
蓋をして約30秒蒸らす。
蒸らすと卵が生っぽくなくふわとろに仕上がります、面倒なときはそのまま火を入れてごはんに乗せてもOK。

ごはんに乗せる

「まだ半熟かな?」というところで火を止めます。
卵に入った熱とごはんの温かさで、ちょうどよく仕上がります。ここは思い切りが大切。

端っこから順に具を置いていくイメージでごはんに乗せます。
後で整えるので、ぐちゃっとなっても気にせずに丁寧に手早く乗せましょう。

浅型の親子鍋を使う理由は、この最後の仕上げでごはんに具材を乗せやすいからです。

親子丼の作り方動画解説

保育園をズル休みした4歳の息子がずっとしゃべり続けております…。

兵庫のお野菜 岩津ネギ

今回使ったネギは、兵庫朝来市特産の岩津ネギです。こちらは丹波篠山産のもの。
白ねぎと青ねぎの中間で、柔らかく甘味と香りもとても良いネギです。
11月~3月限定の冬の味覚、ぼたん鍋や鶏すき鍋にもよく合います。

今回の親子丼に白い部分は煮込んで、青い部分は飾りで利用しました。
風味豊かな岩津ネギで作る親子丼はさらにプレミアムでした。

いろりの森では、季節の地野菜を使い、体に優しいごはんをご用意しています。

少しの手間でお店の味、ふわとろ親子丼をご家庭でどうぞ

三つ葉乗せバージョン

親子丼は、ごちそうでありながら懐かしい味。
わが家の子どもたちも大好きです。
大人になったとき覚えてくれていたらいいな、と思います。

万能割下があれば味は安定し、丹波赤どりがあれば旨みは格別です。
素材と出汁にこだわって、ワンランク上の親子丼を目指してみませんか?

紹介した親子丼の作り方は、簡単ではないかもしれません。
何度も作っていくと、だんだんコツがわかります。

ふわとろに仕上がったできたての親子丼は幸せの味ですよ。

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