犬と田舎暮らしは幸せ?移住して見つけた、わが家らしい暮らしin丹波篠山

「犬とのびのび暮らしたい。広い庭のある田舎の家に移住しようかな…」
愛犬と暮らしていると、一度はそんなことを考えたことはありませんか?
私たちが丹波篠山へ移住したきっかけは、当時迎えた超怖がりの保護犬の幸せを考えたからです。
以前は大阪の新興住宅地で暮らしていましたが、犬との暮らしや子育てを見つめ直し、丹波篠山へ移住しました。
「田舎暮らしは本当に犬にとって幸せ?」
そんな疑問を持つ方へ、わが家の体験をご紹介します。
極度に怖がりな保護犬

大阪にいた当時一緒に暮らしていたうみも保護犬です。
人が苦手。
犬も苦手。
音も苦手。
大阪・淀川河川敷生まれの生粋の野犬で、とても怖がりな子でした。
小さな物音にもびくっとして、
大雨の日はガタガタ震え、
そもそも外に行けない子で、もちろん散歩も無理でした。
保護犬の中には、こういう子が少なくありません。
過去の経験なのか、生まれ持った性格なのか。
理由はわかりませんが、極端に刺激に弱い子でした。
保護犬と田舎暮らしをはじめる

「この子にとって、もっと幸せな場所があるんじゃないか。」
いつもびくびくしているうみを見ていて、ふと思いました。
もちろん、どこに住んでも問題はあります。
- 人が少ない
- 車が少ない
- 音が少ない
だけど、刺激の少ない環境なら、この子ももう少し楽に生きられるのではないかと思いました。
そうして出会ったのが、丹波篠山の田舎暮らしです。
丹波篠山で変わった保護犬の様子
丹波篠山に来てから、うみの様子は少しずつ変わりました。
散歩道には田んぼや山が広がり、車の音も少なく、聞こえるのは鳥の声や風の音。
やっぱり散歩にはいけないけど、敷地内なら自由に走ることができるようになったんです
土の匂いをかいだり、草の中をのぞいたり。
以前よりも、犬らしく過ごしている時間が増えました。
もちろん、怖がりな性格は相変わらずでしたが、表情も少しずつ柔らかくなり、細身だった体も適正体重まで増えました。
もちろん「田舎だから幸せ」と一言では言えません。
でも、わが家の保護犬には、この環境がとても合っていたのだと感じています。
丹波篠山でむかえた保護犬いろり

移住してから迎えた保護犬いろりにも、少し特別なエピソードがあります。
実はいろりは、2度トライアルで返された子でした。
理由は、お留守番が難しかったこと。
留守中に家を破壊したそうです。
迎える前は、「うちでも大丈夫かな」とかなり不安はありました。
でも今思うと、大きな窓から庭を眺められたり、外の気配を感じられたりする今の環境が、いろりには合っていたのかもしれません。
もちろん本当の理由は、いろりにしか分かりません。
それでも、今では毎日リラックスした表情で過ごし、安心して眠る姿を見るたびに、この子の家族になれてよかったと感じています。
犬との田舎暮らし、自然の中だからこそ大変なこと

田舎暮らしは、良いことばかりではありません。
虫は多いし、冬はとても寒い。
夏になるとマダニ対策は欠かせませんし、マムシに遭遇することもあります。
夜になると、鹿やイノシシが出てくることもあります。
散歩道でキツネに遭遇し、キツネを追って山に走っていったこともありました。(ちゃんと戻ってきます)
最初は驚きましたが、少しずつ対処法を覚え、今では必要以上に怖がることはなくなりました。
自然には自然のルールがあります。
そのルールを知り、備えながら暮らすことも、田舎暮らしの一つなのだと思います。
便利さで言えば、都会の方がずっと暮らしやすいかもしれません。
それでも、この場所で暮らしてみて思うのは、犬にとっての環境はとても大切だということです。
人と同じように、犬にもそれぞれの性格があります。
にぎやかな場所が平気な子もいれば、静かな環境の方が落ち着く子もいます。
怖がりな子の場合、環境を少し変えるだけで感じるストレスはずいぶん変わります。
わが家の場合、犬の幸せを考えたら、それが田舎暮らしでした。
同じように悩んでいる飼い主さんへ

「この子はこのままでいいのかな…。」
怖がりな愛犬と暮らしていると、今の環境での生活に悩むこともあるかもしれません。
でも、無理に性格を変えようとしなくても、環境を少し変えることで楽になることもあります。
犬にとって安心できる場所は、きっとそれぞれ違います。
わが家の愛犬は、丹波篠山という場所での暮らしがぴったりでした。
人や犬が苦手な子でも、落ち着いて過ごせる場所があれば。
そんな想いから、丹波篠山で犬連れの古民家宿もはじめました。
同じように怖がりな犬と暮らしている方が、安心して過ごせる場所になれば嬉しいです。



